食器に趣向を凝らした窯開き展を開く金子晃久さん=武雄市武内町の金子窯

 叩たたき技法を受け継ぐ武雄市武内町の金子窯で20、21の両日、「秋の窯出し展」が開かれる。金子晃久てるひささん(54)が、唐津系の食器や花入れなど約300点を並べる。

 春と秋に行う恒例の窯出し展。今回は食器類に趣向を凝らした。辰砂しんしゃ釉ゆうを用いて赤や緑を表現したり、印鑑印を用いて象眼風に仕上げた鉢などに取り組んだ。朝鮮唐津や絵唐津、粉引きなど味わい深い茶わんや湯飲み、コーヒーカップなどが並ぶ。父・認さん(81)の叩き技法の作品もある。

 同市朝日町の華道家百武志穂さんが窯の花器を使って花木を生け、彩りを添える。おにぎりや豚汁の振る舞いもある。「秋を感じながら、普段使いの焼き物を楽しんで」と晃久さん。問い合わせは同窯、電話0954(27)2307。

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