小中学生に正しい投球フォームを教える大隈浩さん=多久市

 佐賀商高のエースとして、甲子園に出場した経験のある整体師の大隈浩さん(30)=多久市=が、小中学生を対象に「野球教室」を始めた。甲子園のマウンドに立った経験や整体師としての正しい知識を基に、肩や肘に負担のかからない投球法などを伝授する。未来のスター選手を生み出す目標を掲げ、指導に熱がこもる。

 大隈さんは2005年と06年の夏の甲子園に佐賀県代表として出場。力強いストレートを武器にチームをけん引した。卒業後は日本経済大や四国アイランドリーグで投手としてプレーし、16年に小城市内で整体院を構えた。

 野球をしている小中学生を施術した時に、ケア不足で肩や肘の筋肉が硬くなり、体に負担のかかる投球フォームの子どもをたくさん目の当たりしたという。そこで、けがをしにくい適切なフォームを身につけさせ、長く活躍できる投手を育成する「ピッチャー育成教室Baseball魂」を立ち上げた。

 競技経験と、整体師として学んだ体についての知識を基に、どうすれば肩や肘への負担を軽くできるか、どこの筋肉を使えばよいかなどを的確にアドバイスする。

 練習は簡単なストレッチから入り、大隈さんの考案したユニークなゲームで汗を流し、最後にシャドーピッチングやキャッチボールをする。大隈さんは「野手志望も大歓迎。投げるフォームの基礎は同じ。ここから未来のプロ選手を輩出したい」と意気込んでいる。

 練習は毎週月曜日の午後6時半~8時半。場所は多久市東多久町の納所交流センター(旧納所小学校)。問い合わせは、電話080(1766)6904。

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