「鳥栖はJ1にいられる力を持っている。最後まで諦めずに応援して」と呼び掛けるマッシモ・フィッカデンティ監督(右)=鳥栖市のベストアメニティスタジアム

 サッカー・J1サガン鳥栖のサポーターミーティングが18日、鳥栖市のベストアメニティスタジアムであった。前監督のマッシモ・フィッカデンティ氏(50)が別れのあいさつに訪れ、「鳥栖は絶対にJ1にいられる力を持っている。最後の1秒まで全力でチームを支えて」と約200人のサポーターに呼び掛けた。

 運営会社サガン・ドリームスの竹原稔社長は、双方の合意でこの日正式に契約解除となったことを報告。前監督の強い希望でサポーターに直接思いを伝える時間が設けられた。

 フィッカデンティ氏はコーチとして支え、一緒に退任するブルーノ・コンカ氏(54)、通訳の田山景太郎氏(35)と登場。約10日間にわたって協議したが、「鳥栖の未来のため、今チームを去ることが一番だと判断した」と語った。「いろんなことがあったが、鳥栖の3年間は素晴らしいものだった。ありがとうございました」と深く一礼すると、会場から大きな拍手が送られた。

 佐賀市の釘本峻輔さん(16)は「まさかマッシモさんが来るとは思わず、涙が出た。思いを継いで残り5戦全勝してほしい」と期待。竹原社長は「奇跡を起こさないといけない。満員のスタジアムで後押ししてほしい」と願った。

 クラブは金明輝(キンミョンヒ)コーチ(37)の監督昇格をJリーグに申請中で、19日にも承認される見通し。20日のベガルタ仙台戦が初陣となる。

 

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