自衛隊輸送機オスプレイの佐賀空港配備計画を巡り、騒音がコノシロ漁に及ぼす影響の再調査について、防衛省の担当者らが船に乗り、漁を視察することが18日、分かった。現場を体験した上で調査手法に反映させる。実施時期などは地元漁業者らと調整する。

 防衛省と佐賀県、地元の県有明海漁協大浦支所の漁業者が意見交換をして申し合わせた。大浦支所の弥永達郎運営委員長は「投網漁の仕事について相手は何も知らないだろうし、なかなか理解していただけないだろう。まずは漁や操業の実態について分かってもらいたい」と話した。

 一方、本格的な再調査の実施時期については、産卵時期の5~6月を求める意見もあったが、具体的な日程は決まっていない。

 コノシロ漁の騒音影響調査を巡っては今年8月、防衛省が昨年夏に実施した調査の結果を大浦支所に説明し、日数や事例が限定的として「影響を断定するのは困難」との見解を示した。大浦支所の漁業者は反発し、再調査を要請した。小野寺五典防衛相(当時)が8月に来県した際、早期の再調査に言及していた。

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