うれしの茶の海外戦略などについて話し合う関係者=嬉野市のうれしの茶交流館チャオシル

 嬉野市の茶生産者や卸業者、日本貿易振興機構(ジェトロ)などが台湾で実施した「うれしの茶」の市場調査の成果報告会がこのほど、嬉野市の「うれしの茶交流館チャオシル」で開かれた。参加者は、お茶の単価が高い傾向にある台湾の市場で、うれしの茶が持つ高い品質や、現地に合わせた飲み方を打ち出していく可能性を探った。

 市場調査は9月27日から10月1日までの5日間、富裕層が集まるという台湾の大安区で実施し、市内の卸業者4社の担当者が参加した。現地メディアや茶業関係者などにうれしの茶を提供し、PRした。

 会合では、揚げ物やスープなどとお茶を組み合わせた料理を提供したことなどを報告。「ポジティブな印象を持ってもらえた」と感触を語る一方、「現地に合ったお茶の飲み方や商品の提案が必要」といった課題を指摘した。また、台湾ではお茶の背景や来歴を知って購入するスタイルが多く、高価格でも抵抗がないことを報告し、「『高品質を高単価で』の目標に対してはいい市場」と手応えを語った。

 市場調査は2016年から、ジェトロの地域団体商標海外展開支援事業の一環で実施している。

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