石垣の雑草をかまで除去する九電従業員ら=佐賀市の鯱の門周辺

 秋の本格的な行楽シーズンを前に、九州電力の従業員らは13日、観光名所の佐賀城鯱しゃちの門周辺の清掃活動にいそしんだ。石垣に生えた雑草は、同社の高所作業車を使用し、文化財を傷つけないよう細心の注意を払って鎌で除去していた。

 九電従業員による清掃ボランティアは十数年前から活動を続け、4年前からは、地元住民や現地のボランティアスタッフと共同で展開。当日は、従業員をはじめ佐賀城本丸歴史館の職員ら約250人が参加した。

 清掃活動の前に、歴史館の職員が「石垣に生えた雑草は、根こそぎ除去してしまうと、崩落の危険性がある」と注意。アドバイスを受けた従業員らは、鎌を手に、慎重に石垣の雑草を刈り取っていた。

 九州電力佐賀営業所の園田敬二所長は「維新150年祭をはじめ、バルーンフェスタも控えている。国内外から訪れる多くの人のために立派に清掃したい」と話していた。

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