和紙などで作った芯に溶けた蝋をかける子どもたち=みやき町の鳥栖・三養基西部リサイクルプラザ

 櫨(はぜ)を原料にした和ろうそく作りの体験会が14日、みやき町の鳥栖・三養基西部リサイクルプラザで開かれた。親子連れなど40人が、櫨蝋(ろう)作りを伝承する地元団体の手ほどきを受けながら、かつて地元の特産品だった和ろうそく作りを学んだ。

 親子や世代間の交流を促進し、普段できない体験をしてもらおうと、「みやき町こども応援隊」(野﨑伊三雄隊長)が開催。櫨蝋作りに取り組む「中原の豊かな自然を守る会」(寺﨑彪代表)が講師役を務めた。

 体験会では、守る会のメンバーが、地域の櫨産業の歴史や、幕末佐賀藩の財政を支えた櫨蝋の役割などを紹介。参加者はその後、和紙にい草を巻いたろうそくの芯に溶けた木蝋を付け、芯を挿した型に蝋を流し込む作業に挑戦した。

 子どもたちは、初めて体験する作業に真剣な表情。守る会のアドバイスを受けながら、慣れない手つきで作業を進めた。できたろうそくは参加者が持ち帰った。

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