劇団員から演技指導を受ける児童=佐賀市の諸富南小学校

 佐賀市の諸富南小学校(西川哲也校長)で12日、全校生徒で演じる「星の王子さま」の稽古が行われた。東京を中心に全国で活動する「東京演劇集団風」の団員が指導し、12月の本番に向け、各シーンの練習に励んだ。

 文化庁が主催する「文化芸術による子供の育成事業」で取り組んでいる。「風」は九州北部地域の小中学校21校を巡演し、劇のクライマックスを児童たちと作り上げる。

 監督の浅野佳成さん(68)は「受け身ではなく、自身が大切にしていることを演技に出してほしい」とあいさつ。子どもたちは王子役の団員とせりふを掛け合い、和気あいあいと演じていた。

 6年生の黒木秋哉君(12)は「団員の表情が優しかった。本番に向けて気合いを入れたい」と意気込み、定良一誠君(11)は「息をそろえ、みんなでせりふを言ったのが楽しかった」と目を輝かせた。

 本番は12月1日に同校で開かれ、家族や地域住民の来場も呼び掛ける。同校出身の劇団員、蒲原智城さん(24)も出演する。

このエントリーをはてなブックマークに追加