さがびより米スター・船津直行さんのほ場でたわわに実った稲を刈り取る息子の光生さん=佐賀市久保田町

 高温に強い佐賀県産のブランド米「さがびより」の収穫が始まった。今年は記録的猛暑になったものの、基本的には稲に適した高温多照の気象条件が続いたため生育は順調。日本穀物検定協会が実施する米の食味ランキングで、9年連続最上級の「特A」評価獲得へ期待は高まっている。

 2018年産さがびよりの県内作付面積は全体の約2割にあたる約5100ヘクタールで、収量見込みは約2万4500トン。このうち、JAグループ佐賀が優れた栽培技術を持つ生産者を認定する「さがびより米スター」の船津直行さん(69)=佐賀市久保田町=は1・5ヘクタールで作付けし、12日は長男の光生さん(37)がたわわに実った稲を機械で刈り取った。

 「今年は雨が降らなかったので水管理に特に気をつけた」と船津さん。6日に接近した台風25号の影響については「稲が出来上がった段階なので塩害の心配はなさそう」と話した。

 さがびよりは粒の大きさやもっちりした食感、甘みや香りが特長で、8年連続の特Aは継続中の記録では13年連続の佐渡コシヒカリ(新潟)に次ぐ2位タイ。

 九州農政局が発表した県産米全体の作況指数(9月15日現在)は「やや良」の104で、17年ぶりの高水準になる見通し。

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