佐賀県は12日、唐津市内で採取したキノコを食べた20~40代の女性4人が、めまいや吐き気などを訴え、病院を受診したと発表した。調理済みの残りから有毒成分が検出され、毒キノコによる食中毒と断定、県内では2000年10月以来、18年ぶりの発生になる。4人は既に回復している。

 県生活衛生課によると4人は7日昼ごろ、唐津市の虹の松原を散策中にキノコを採取した。午後2時ごろから煮込んで食べたところ、10分後に症状が現れ、市内の病院を受診した。同日午後8時20分ごろ、病院から唐津保健福祉事務所に連絡があった。

 キノコは、細かく切ってあった上に調理済みだったため特定できなかったが、テングタケ属に含まれる有毒成分ムシモールが検出された。同種のキノコは、県内の森林や公園などで見られるという。

 生活衛生課は「確実に食用と判断できるキノコ以外は食べないようにしてほしい」と注意を呼び掛けている。

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