「脊振ジビエ」のブランドで販売しているイノシシ肉

 佐賀県の有害鳥獣による農作物の被害額は、平成29年度は約1億5000万円で、イノシシはその約6割を占める。神埼市郡でのイノシシの捕獲数は、平成29年度は597頭(神埼462頭、吉野ヶ里135頭)だった。

 神埼市と吉野ヶ里町では、脊振山系の山々で捕獲したイノシシを食肉用に加工し、「脊振ジビエ」のブランド名で今年4月から販売している。

 地元の猟師によって捕獲されたイノシシはただちに吉野ヶ里町脊振山系鳥獣処理加工センターで臭みのない、安全な販売用精肉に加工される。

 「ジビエ」とは、野生の鳥獣肉のフランス語。低脂肪で高タンパクのイノシシ肉の販売所は、吉野ヶ里町のさざんか千坊館、山茶花の湯、吉野麦米、脊振山系鳥獣処理加工センターで。神埼市では吉野ケ里遊学館、高取山公園わんぱく館で販売。神埼市の担当者は「おいしいですよ。ぜひ食べてみてください」と話している。(地域リポーター・江原邦興=神埼市)

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