佐賀県武雄市図書館の開館の際に、蔵書購入で違法な支出があったとして、当時の責任者だった樋渡啓祐前市長らに約1900万円を賠償請求するよう武雄市に求めた住民訴訟で、住民側が11日、請求を棄却した佐賀地裁判決を不服として福岡高裁に控訴した。

 住民側の弁護団は控訴理由について「公立の公共図書館だから図書館法などを踏まえなければならず、判決の解釈は誤っている」としている。

 市が業務委託したカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が、蔵書1万冊を1958万円で納入するという見積もりなどに反し、756万円を充てたことなどが違法か争い、地裁判決は蔵書納入費を1958万円分とする根拠はなく、選書方針もCCCに広い裁量があったとした。

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