鶴屋菓子舖が発売した「鶴屋のストロープワッフル」=佐賀市の鶴屋佐賀本店

 県内の食品会社2社にこの秋、新商品が誕生した。一つは、三養基郡基山町のサンポー食品(大石忠徳社長)が発売した「井手ちゃんぽん」のカップ麺。もう一つは老舗菓子店「鶴屋菓子舗」(佐賀市)がオランダの老舗店の技法を生かして開発した「鶴屋のストロープワッフル」。ともに、コラボによる新しい魅力を付加。全国に発信していく。

サンポー食品×井手ちゃんぽん

 井手ちゃんぽんは、武雄市北方町のご当地ちゃんぽん。キャベツなどふんだんに使った野菜と濃厚なとんこつスープに人気があり、県内外に12の店舗を構えている。サンポー食品は「焼豚ラーメン」などのヒット商品で知られる。今回の商品は、両社の設立と創業が同じ1949年という縁でタッグを組み、井手ちゃんぽんが監修した。

 カップの麺はちゃんぽん用に厳選した小麦粉を使用し、歯切れの良い食感に仕上げた。スープはポークエキスをたっぷりと使った深い味わいが特徴。かやくには具が大盛りの井手ちゃんぽんらしく、野菜やかまぼこ、キクラゲなどをふんだんに使っている。井手ちゃんぽんは「何度も打ち合わせをして納得する味に仕上がっている。遠方で近くに店がない人に楽しんでほしい」と話す。

 内容量は135グラムで価格は221円(税込み)。全国で販売している。問い合わせはサンポー食品、電話0942(92)2511。

鶴屋菓子舗×ストロープワッフル

 一方、「鶴屋のストロープワッフル」はワッフルにバターをきかせた黒あんを挟んだ。昨年10月、佐賀県のPRのために訪れたオランダで、アムステルダムの老舗ベーカリー店から伝統菓子「ストロープワッフル」の製法を学んだことを機に開発。オランダでは、ストロープワッフルを紅茶やコーヒーが入ったカップにかぶせることで、中のキャラメルクリームをとかして食べるという。鶴屋菓子舖では、黒あんを使い、和風に仕上げた。

 また、ワッフルに合うお茶を東京でカフェも経営する「EN TEA(エンティー)」(嬉野市)と共同開発し、「鶴屋のお茶」と名付けて発売した。ティーパック一つで2、3煎目まで楽しめるという。同店の堤一博営業部長は「丸ぼうろと同じように、佐賀の銘菓として普及していければ」と期待を込める。

 鶴屋のストロープワッフルは1個173円、鶴屋のお茶(ティーパック7個入り)は1080円で鶴屋佐賀本店(佐賀市西魚町)と鶴屋佐賀駅店で販売。ウェブでも購入できる。問い合わせは鶴屋佐賀本店、電話0952(22)2314。

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