半分以上が立ち枯れした状態になっているシチメンソウ=佐賀市東与賀町の東よか干潟

 佐賀市東与賀町の東よか干潟周辺に群生し、例年11月上旬に赤く色づくシチメンソウの半分以上が立ち枯れしている。佐賀市東与賀支所は「原因が分からず、今のところ対策の施しようがない」と話している。

 シチメンソウは干潟に自生する塩生植物で、東よか干潟の海岸では約1・6キロにわたって群生している。

 支所の職員が9日、台風25号による影響がないか確認したところ、半分以上が枯れていた。9月中旬ごろまで発育は順調だった。今年は台風が相次ぎ、記録的な豪雨や猛暑もあったが、こうした天候が影響したかどうかは分かっていない。

 20年にわたって手入れをしている「シチメンソウを育てる会」の石丸義弘会長(74)は「生育が悪い年はあったけれど、ここまで枯れるのは初めて」と残念がり、「何とか種を確保して、来年には全体を再生させたい」と話す。

 11月3、4日の「第25回シチメンソウまつり」は予定通り開く。

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