潟スキーでソリの訓練。ぬかるみに大苦戦=鹿島市の七浦海浜スポーツ公園

古い煙突を登る訓練で先頭を切った少女サンタ。無事に登り終えて笑みがこぼれる=有田町黒牟田の西山徳右衛門窯

忍者から壁抜けの術を教わるサンタ=嬉野市の肥前夢街道

子どもたちと皿かぶり競争を楽しむサンタたち。落とさないように真剣な表情=有田町役場

煙突の上に到達し、満面の笑みで手を振るサンタ=有田町黒牟田の西山徳右ヱ門窯

 世界8カ国のサンタ15人が佐賀県内で合宿する「佐賀サンタサミット2018」の一行が8、9の両日、有田町と嬉野市、鹿島市を訪れた。有田焼の窯元で煙突を登る訓練をしたほか、嬉野の忍者に忍術を学んだり、鹿島の干潟での潟スキー体験からソリを操縦するヒントをつかんだりと、クリスマスシーズンに備えて技術を磨いた。

 窯元の煙突にサンタの人形を取り付けるプロジェクトを展開している有田町黒牟田・応法地区では、古い煙突に登って訓練した。米国のダグラス・ゴーウィンさん(60)は「アメリカの煙突より高くて大きいね。登るのはサンタだから慣れているけど、日本のはしごは揺れてちょっと怖い」とおどけてみせた。

 実家の窯の煙突からサンタが来るのを心待ちにしていた幼い頃の思い出から、仲間と2012年にプロジェクトを始めた坂本美保さん(40)は「こんなにたくさんのサンタが来てくれるなんて夢みたい。やってみるものですね」と感慨深げだった。

 有田町では町並みの散策や、住民らと有田名物の皿踊りや皿かぶり競争も一緒に楽しんだ。

 嬉野市のテーマパーク「肥前夢街道」では、忍者から忍術を教わり修行を積んだ。瞬時に隣室に移動する「壁抜けの術」を伝授されたり、屋敷内の隠し通路を使ったりと、プレゼントを枕元に素速く届けるための新たな技術を習得した。

 鹿島市の七浦海浜スポーツ公園では、潟スキーの訓練も。赤い水着に着替えたサンタたちは干潟の泥に悪戦苦闘しながら、ソリをうまく操るこつを学んだ。日本人サンタのパラダイス山元さんは「このソリは初めての経験。素晴らしい修行がたくさんできる佐賀は“メッカ”になるのでは」と泥まみれの笑顔を見せた。

 サンタ一行は10日まで県内で活動。最終日は佐賀大学医学部附属病院を訪問する。

 

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