鳥栖の今季の順位変動

 「時期的に遅すぎたのでは」「いい方向に向かう転機と信じたい」-。サガン鳥栖のマッシモ・フィッカデンティ監督(50)の解任報道が広がった8、9日、サポーターには不安と期待が入り交じった。J1に参戦して7年。残留に向けて正念場を迎える中、“荒療治”が成功することを祈り、最後まで応援を続けることを誓った。

 リーグ戦5試合を残した最終盤での突然の解任劇。会社員の森良子さん(39)=鹿島市=は「びっくりした。いい方向に行くのか(シーズンが)終わらないと分からない」と不安を吐露する。弥永由美さん(52)=鳥栖市=は「最後までマッシモでいってほしかったけど、解任も仕方ないのかなと…」と複雑な気持ちを明かす。

 フィッカデンティ監督の就任後、GK権田修一選手やFWビクトル・イバルボ選手など多くの“教え子”が加入して盛り上がったことは事実。池田楓夏さん(17)=唐津市=は「監督のおかげですごい選手が集まってきた」と感謝し、「選手もサポーターも全勝する勢いで頑張るしかない」と力を込める。

 一方で厳しく見つめる人も。前原司さん(73)=鳥栖市=は「『やっとか』と思った。トーレスが来る前くらいに代えていれば」と本音をこぼす。J1残留に向けて一つも取りこぼせない状況で、久留米市の初田宏徳さん(34)は「いろいろ求める時間はない。とにかく勝ちたいという気持ちを見せてほしい」と強調した。

 ツイッターなどの会員制交流サイト(SNS)では「3年前に監督が決まらなかった中で来てくれた」「得たものはたくさんあったはず」とフィッカデンティ監督を擁護する声も上がっている。クラブは18日、今回の監督交代を受けてサポーターミーティングを開く。

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