クライミング成年男子リードで準優勝した尾﨑晃一(テプコシステムズ)=福井県の池田町特設会場

クライミング成年男子リードで準優勝した樋口純裕(クライミングジムPUMP2)=福井県の池田町特設会場

クライミング少年女子 リード6位、ボルダリング8位と健闘した樋口結花(左)・渡島夏希組(多久高・佐賀北高)=福井県の池田町特設会場

 豊富な経験を生かして価値ある準優勝をつかんだ。クライミング成年男子の尾崎晃一・樋口純裕組(テプコシステムズ・クライミングジムPUMP2)は、得意のリードで堂々の準優勝。ボルダリングと併せて2種目で入賞を果たし、「佐賀の力になれてうれしい」と声を弾ませた。

 2人は6日の予選を6位で通過。決勝は3番手で登場した。エースの樋口が安定した登りで完登まであと一歩に迫ると、尾崎も壁に打ち付けられたホールド(突起物)を一手ずつ丁寧につかんで“前進”。観客の「ガンバ!」の掛け声にも背中を押され、着実にポイントを重ねた。

 樋口は国体直前にスロベニアで開かれたワールドカップに日本代表として出場。帰国後すぐの移動で疲労も大きかったが、「クライミングは相手と戦うスポーツじゃない。向き合うのは自分自身」と、持ち前の強い精神力で乗り越えた。

 ペアを組む尾崎は今大会決勝進出者では最年長の32歳。樋口も26歳になり、10代後半が台頭する日本クライミング界の中では「もうおじさんですよ」と笑う。続けて「ただ、簡単に席を譲るつもりもないですけど」と話す2人の瞳には、“先輩の意地”が垣間見えた。

 ▽成年男子リード決勝 (2)佐賀(尾﨑、樋口)

 ▽同ボルダリング決勝 (8)佐賀(尾﨑、樋口)

 ▽少年女子リード決勝 (6)佐賀(樋口、渡島)

 ▽同ボルダリング決勝 (8)佐賀(樋口、渡島)

 

 樋口結花(クライミング少年女子・多久高)ボルダリングはパワー不足で、あれ以上は先に進めなかった。もっと筋力をつけないといけない。

 渡島夏希(クライミング少年女子・佐賀北高)決勝には何とか残ったが、そこで上位を争う力は自分にはまだない。練習して強くなりたい。

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