児童養護施設を退所する若者を支援する「さが・こんね」の運営を担うNPO「ブリッジフォースマイル」の職員=佐賀市駅南本町

 佐賀県は3日、児童養護施設を巣立った若者らを支援する拠点「さが・こんね」を佐賀市駅南本町に開設した。気軽に集える居場所として週2回開放し、悩み事の解消を手助けする。

 児童養護施設やファミリーホーム、里親家庭の中高生と退所者が対象で、佐賀市のNPOブリッジフォースマイルが業務を受託した。委託料は690万円。

 さが・こんねはマンションの一室(3LDK)にあり、料理をするためのキッチンや相談を受ける部屋、リビングなどを備えている。相談員が就業や住居、人間関係などの相談に乗ったり、必要に応じて支援機関に橋渡しをしたりする。

 毎週水曜(午後2時~6時)と日曜(午後2時~8時)に開放し、会話や学習をして過ごしたり、一緒に料理をして食卓を囲んだりするという。支援コーディネーターの福島めぐみさん(46)は「退所前から関係を築き、ここに『帰ってくる』ことが楽しみになる場にしたい」と話す。

 電話相談は、水曜と日曜は施設を開放している時間帯に受け付ける。その他は土曜を除いて正午~午後10時に対応する。問い合わせはブリッジフォースマイル、電話0952(26)8166。

このエントリーをはてなブックマークに追加