得意技はカット。大学日本一に輝き、さらなる高みを目指す山下結華さん=神埼市の西九州大

大学日本一に輝き、笑顔を見せる西九州大1年の山下結華さん

 9月に岐阜県で開かれた「第12回全日本学生テコンドー選手権大会」で、西九州大1年の山下結華さん(19)=佐賀市=が女子53キロ級で大学日本一に輝いた。「勝ってうれしかった」と喜ぶ反面、「もっといい内容で勝つことができれば」と反省も口にし、さらに技を磨いていく決意を語った。

 友人の誘いで西与賀小4年の時に父親と一緒に練習見学に行ったことがきっかけだった。「楽しそうで、かっこよかった」とすぐに競技にのめり込むと、城西中2年で初めて全国舞台を経験して3位。その後はめきめきと力をつけて高志館高2、3年では2年続けてジュニア日本一になった。

 競技を続けていく中で「練習で全然うまくいかずにつらいこともあった」。そんな時、家族の応援が大きな支えとなった。長野県であった高校最後の全国大会には「家族が車で半日以上かけて応援に来てくれてうれしかった」と振り返る。

 世界選手権で優勝し、リオデジャネイロ五輪代表にも選ばれた濱田真由選手と同じ古賀道場(佐賀市、古賀剛代表)で技を磨いてきた山下さん。偉大な先輩のことを「負けている中でもポイントを取り返す精神力や後輩思いなところが、競技を始めた当時からの憧れ」と話す。

■さらなる高みへ

 今大会は決勝まで3試合を戦い、大東文化大の選手との決勝は重圧もあったが「レベルが高いところで練習してきた。練習でやってきたことは自分の方が上だ」と自信を持って攻め抜き、頂点に立った。

 2年後に東京五輪があるが「まだ課題が多すぎる。まずはそこを克服して、試合で課題を残さないようにしていく」。はっきりとした目標は「真由先輩みたいに活躍できるかっこいい選手」になること。背中を追いかけてきた先輩に追いつくため、これからも懸命に汗を流していくつもりだ。 

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