濱野春馬さん

 入団して2年目です。高校卒業後、しばらく地元を離れていて、戻ってきたタイミングで入団しました。職場では消防団に入っている人が多く、訓練や大会の話はもちろん、飲み会や旅行の話など楽しそうでした。自分も入りたかったのですが、なかなか自分から「入りたい」とは言い出せなくて。地元消防団の先輩から「入らないか」と電話があった時はうれしかったですね。
 今は、機械班でポンプ操法を任されています。7月末の県の消防操法大会では、嬉野市のメンバーに選ばれました。本番では、細かいミスがあり、決して納得できる内容ではありませんでしたが、この経験を次につなげたいです。

嬉野市代表として佐賀県消防操法大会に3番員として出場した濱野さん(左から2人目)

 忘れられないのは、昨年7月、初めて出動した時のこと。夜中に近所で民家火災が発生し、川からポンプに水をくみ上げました。初めてだから要領を得ないし、暗くて手元もよく見えないし。でも自分たちが動かないと、被害が広がるので必死でした。同時に、「自分たちは地域に必要な存在なんだ」と確信しました。
 今、若手団員が不足していると言われていますが、もし迷っている人がいたら「入ってみて」と背中を押してあげたいですね。自分がそうだったように、名乗り出るのをためらっている人がいるかもしれないので、率先して声を掛けたいと思います。

先輩から激励メッセージ

 濱野君は、口数は少ないですが、芯の通った好青年です。県の消防操法大会では嬉野市の団員約千人の中から、代表8人の一人に選ばれました。本人は本番で悔いが残ったようですが、立派な操法だったと思います。濱野君をはじめ第7分団のみんなには「自分の地域は自分たちで守る」という強い意識を持って、火災だけでなく集中豪雨、台風など想定外の災害にも即座に対応できる消防団であってほしいと思います。(嬉野市消防団第7分団分団長 深川祐次郎さん)

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