アフガニスタンでの中村哲さんの活動を追った映像を鑑賞する市民ら=佐賀市の県国際交流プラザ

 アフガニスタンで30年以上にわたって医療や農業支援を行う、福岡県出身の医師中村哲さんの活動を追ったドキュメンタリーの上映会が3日、佐賀市の佐賀県国際交流プラザで開かれた。干ばつや戦争被害に苦しむ現地の人たちと中村さんの交流を映像でたどった。

 中村さんは福岡市のNGO団体ペシャワール会の現地代表で、アフガニスタンで医療事業や農村の復興事業、灌漑(かんがい)に取り組んでいる。こうした活動を知ってもらおうと、ペシャワール会写真展実行委員会などが上映会を企画した。

 会では、中村さんが内戦下のアフガニスタンで診療所開設や井戸を掘ったエピソードが上映された。7年かけて、全長約25キロメートルの用水路を造る場面など見どころ満載。映像を鑑賞した佐賀市の60代男性は「中村さんの活動がよくわかり、勉強になった。国際協力の必要性が映像から伝わってきた」と話した。

 会場には中村さんの活動の軌跡をたどったパネルや著書も展示された。

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