「認定があると商談会でアピールしやすい」と話すケーキのハルツの山田康子さん=佐賀市大和町尼寺

 佐賀市北商工会が地元の特産品をアピールしようと、独自の地域ブランドを立ち上げた。このほど行われた審査会では、こんにゃくや白玉まんじゅう、名尾和紙など21事業所の35品目をブランドに認定。商業施設などでの販売会も視野に、知名度アップに力を入れていく。

 地域ブランドの名称は「ふみや」。同商工会が関わる富士町、三瀬村、大和町の頭文字をとった。佐賀市北エリアで生産、加工されている食品、工芸品が対象になっている。認定された商品には、ブランドのロゴマークを使うことができる。

 佐賀市で行われた審査会では、おいしさや見栄えに加え、地元の素材を使用しているか、地域貢献度が高いかなど地域のイメージ向上につながるかどうかも考慮した10項目について確かめた。

 50点満点中25点が合格ライン。応募のあった21事業所の35品目の大半が30点以上だった。審査員からは、「パッケージデザインの工夫があれば、評価がよくなるのでは」というアドバイスもあったという。

 同商工会の松永義德事務局長は、「審査員からは、こんな商品があるのは知らなかったという声も聞かれ、アピール不足を感じた。ブランド認定で、底上げを図りたい」と話した。

 10月に認定証が各事業所に渡される。米粉のシフォンケーキと、ようかんを中に入れたマカロンが認定された洋菓子店「ケーキのハルツ」の山田幸三代表(58)は「商品化に時間がかかったが、地元の素材を使うことを追求したことが認められた。商談会でも、認定があれば業者との話題にしやすい」と喜んだ。

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