佐賀県議会(石倉秀郷議長、36人)は25日、今年の猛暑を受け、学校への冷房設置促進を求める意見書を全会一致で可決した。国に対して補助事業の予算確保などを求めている。県議会事務局によると、学校の空調設置促進に特化した意見書は初めて。

 意見書では、文部科学省の基準で望ましいとされる教室内の温度17~28度から外れるところが多く発生していると指摘。政府と国会に対し、空調設置の補助事業予算を早急に確保し交付金を充実させることや、引き続き学校の老朽化・耐震化に必要な予算を確保し対策の一層の推進を図ることを要請している。県教育総務課によると、県内市町立小中学校の普通教室のエアコン設置率は62・3%(9月1日時点)。設置完了は本年度で佐賀市を加えて15市町となり、来年度は小城市、鹿島市、有田町が設置率100%になる見込み。残る唐津市、伊万里市も2021年度までの整備完了を目指している。

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