佐賀市が制作したPR動画「透視能力者」編の1コマ

 三重津海軍所跡(佐賀市)の世界文化遺産登録を受け、佐賀市が「みえない世界遺産、みえつ。」と題して作ったPR動画5本を公開した。遺構のドライドック(乾船渠=かんせんきょ)が地下に埋まっていることを逆手に取ったユニークな内容。見えない世界遺産をPRする方法の模索は現在も続いている。

 動画は全て動画サイト「ユーチューブ」で公開した。ワラスボを有明海のエイリアンとして取り上げこの年1月に公開した同市PR動画の制作陣が、5月の登録勧告を受けて手掛けた。

 見えない世界遺産のため、隣接する佐野常民記念館ではこの年4月から、幕末当時をイメージしたパノラマ映像が楽しめるVR(仮想現実)スコープを貸し出している。同館の来館者数は2015年度、前年比約5倍の18万1280人に達したものの、16年度は12万4730人、17年度は9万7852人と減少が続く。

 また県も2016(平成28)年には約2分間のPR動画を、また17(同29)年には三重津海軍所跡を舞台としたショートムービー「恋する、みえつ。」を公開している。(新元号まで あと218日)

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