県民世論調査の結果への感想を話す山口祥義知事=佐賀県庁

 県民世論調査の結果について、山口祥義知事に受け止めを聞いた。

 -知事を評価する割合は67・0%で、前回より下がったものの高い水準を維持した。

 佐賀県の将来を考えて、県民のため真っすぐに、真摯(しんし)に、愚直に頑張っているので、その結果と考えたい。

 -自衛隊輸送機オスプレイ配備計画の受け入れを表明した直後の調査になり、評価する理由にも評価しない理由にもオスプレイが挙がった。

 賛否が割れる課題で、一生懸命に考えて、どのように判断したのかを分かりやすく説明しようと努力してきた。無為無策であってはならず、県の将来のために前に進まなければならないこともある。政治家として一定の判断を下した。

 -配備計画の受諾表明を評価しない理由として「説明不足」が最も多かった。

 (自衛隊と)共用しないという公害防止協定の覚書の相手方となる県有明海漁協が了解しないと、話は前に進まない。受け入れを表明した時に、県の対応は漁協との覚書をどうするのかがまず先になることが分かりにくかったと思う。

 -配備計画を巡っては反対の意見が多かった。

 県民にとって不安はごく当たり前だと思うし、われわれもそれを前提にしている。安全保障と国防の観点から自衛隊の負担を国民で分かち合わなければならない部分があり、(安全性を)どうチェックすべきかを3年半やってきた。これまでを含めて、説明には多少時間がかかる。

 -政策を期待する割合が低かった。

 常に政策を考え、各分野で新しい施策を進めて県の将来の布石を打ってきたと思っている。他県と比べてもらいたいし、(伝わらないのは)じくじたる思い。知見や経験、能力などを最大限発揮して一心不乱にやってきたので、後は選挙で評価を受ける。

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