講演するエッセイストの安藤和津さん=神埼市千代田町のはんぎーホール

 神埼市千代田町のはんぎーホールで22日、「認知症を学び支える市民の集い」が開かれた。エッセイストの安藤和津さんが自身の介護体験を語り、市民や介護施設関係者ら約400人が耳を傾けた。

 安藤さんは認知症を患った母を自宅で介護した。働き者だった母の様子が徐々に変化し「母の思い出が消えていく」と悲しんだことや、世話をしてくれる人から世話をすべき人へと親が変わり「親子のバトンタッチだ」と感じたことに触れた。

 また「男性の努力がなければ女性の社会進出も不可能。男性が家事に参加するかどうかで女性の老後は大きく変わる」として、「一日一食は男性が食事を作りましょう」と訴えた。

 同町の江口敏子さん(77)は「認知症は人ごとではないと思って聞きに来た。『自分は大丈夫』と油断せずに、末永く元気でいたい」と話した。

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