発掘調査の現地説明会が開かれる町田川沿いの城下町跡。奥が千鳥橋=唐津市魚屋町(唐津市教育委員会提供)

 唐津市魚屋町で城下町跡の発掘調査を進めていた市教育委員会は22日、調査結果の現地説明会を開く。一帯は豊臣秀吉の朝鮮出兵の際に堺から来た商人・木屋利右衛門を祖とする山内家の旧宅跡で、地元では江戸時代から「西ノ木屋」で知られている。

 現場は町田川の右岸で、川幅を広げる河川改修に伴い、7月から調査していた。旧宅跡の一部で、川沿いに南北30メートル、幅5メートルのエリアで、昭和40年代以降に造られた現在の護岸石垣の裏から旧護岸石垣や礎石の列、船着き場のような跡も見つかっている。

 市教委生涯学習文化財課で調査を担当する坂井清春さん(42)は「城下町跡の本格的な発掘調査はこれまでなく、具体的な遺構から当時の様子がうかがえる」と話す。説明会は午前10時、11時、午後1時、2時の計4回で、集合場所は町田川に架かる千鳥橋付近。事前申し込みは不要。

 問い合わせは同課、電話0955(72)9171。

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