強制わいせつ逮捕の巡査、停職6カ月

 佐賀県杵島郡内で女子中学生の体を触ったとして強制わいせつ容疑で逮捕された鹿島署の男性巡査(23)=杵島郡江北町山口=について、佐賀県警は20日、ほかにも女子高校生に対するわいせつな行為などがあったと発表し、同日付で停職6カ月の懲戒処分にした。巡査は逮捕時は容疑を否認していたが、一転していずれの事実関係も認めているという。同日付で依願退職した。

 県警監察課によると、元巡査は8月2日午後0時50分ごろから1時ごろまでの間、杵島郡内の路上で、それぞれ1人で自転車で通行していた女子高校生計3人に車で近づき、車内から中学校の場所を尋ねるふりをして声を掛けた。うち2人に「胸を触らせてほしい」と言い、残り1人は車の窓越しに胸を触った。10日は同様の手口で女子中学生に声を掛け、胸を触ったとしている。2日は休みで、10日は非番だった。

 県警は中学生に対する容疑で元巡査を8月29日に逮捕、30日に送検し、佐賀地裁が31日に釈放を認めた。高校生3人に対するわいせつな行為や言動については、9月11日に県迷惑防止条例違反容疑で追送検した。元巡査は逮捕時に「そのようなことはしていない」と否認したが、その後に認め「若い女性の胸を触りたかった」「被害者や関係者に迷惑を掛けて申し訳ない」などと話しているという。

 川原重樹監察課長は「事実関係を踏まえ厳正に処分した。職員に対する指導を徹底し、再発防止と信頼回復に努めたい」と話した。

 佐賀地検は起訴などの処分はまだしておらず、任意捜査が続いている。

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