間もなく始まる来年度の入園願書配布に合わせ、県内のほとんどの幼稚園・こども園で本格的な入園説明会や見学会が開催されます。今回は、わが子の“初めての集団生活の場”ともいえる幼稚園・こども園を選ぶ際に押さえておくべきポイントを、専門家に教えてもらいました。(ママスタッフ あっこんぴ)

 

多様化する園選び

 小学校就学前の子どもが通う施設として、以前は「共働き家庭は保育園、その他の家庭は幼稚園」という考え方が一般的でした。しかし2006年10月より幼保一体型の「認定こども園」が設立され、親の就労の有無にかかわらず入園できる“第3の施設”が増えたことで、専業主婦家庭の選択肢も広がっています。幼稚園と認定こども園の大まかな違いは下の通りです。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

★1…保護者がパートタイム労働、求職活動中(期限あり)ほか
★2…保護者がフルタイム労働ほか
※幼稚園教諭、保育士不足が深刻化している昨今、8時間保育や11時間保育の認定を受けても、必ずしも入園できるとは限りません。

“失敗しない園選び”のコツは?

幼稚園と認定こども園のどちらに入園するかを決めたら、次は候補の園をいくつかピックアップします。毎日通うことになりますので、どんなに評判が良くても通園に時間がかかり過ぎる所はNG。無理せずに通える範囲内の園から選んだ方がいいでしょう。 候補の園については、実際にその園に子どもを通わせている保護者に話を聞くのも良いですが、それだけで判断せず、直接足を運んで自分の目で確かめることが必須。県内の幼稚園のほとんどが9~10月に入園説明会を行うので、園の環境や教育方針などをしっかりチェックし、それぞれの園の特徴を把握します。説明会に参加できない場合は、園に問い合わせを。中には「いつでも見学OK」という園もあり、普段の園生活を見ることができます。 複数の園を見比べることで、自分たちが園に何を求めているのかをはっきりさせ、条件に優先順位をつけるのが“失敗しない園選び”の第一歩です。

園見学の時にはココをcheck!!

・教育方針
(例)団体行動への対応力を重視or園児一人ひとりの個性を重視など

・施設や設備
園庭、プール、遊具、室内の整備状態など

・先生たちの雰囲気

・課外授業(14時以降のお稽古事など)の有無 ※有る場合は内容も

・年間イベントと、それらに対する保護者の参加の頻度

・保護者会の有無および活動内容

・その他…給食、通園バスの有無  など

 
 

食育やどろんこ遊びなど、園ごとの特徴を生かした個性的な取り組みも 

 

意外と見落としがちなポイント

・園とのコミュニケーションツール(園だより、おたより手帳など)

・身体障害児や発達障害児(疑いの場合も)に対する特別支援

ココもCHECK!

 明確な事情がないにも関わらず、保育士が頻繁に代わるような園には注意を。何らかの問題があるのかもしれませんし、せっかく園に慣れてきた頃に先生が代わってしまうと子どもが不安になってしまいます。

 「保護者の要望も大切ですが、実際に通うのは子どもです。お子さんがのびのび過ごせる園を、子ども目線で選んでください」(佐賀県私立幼稚園・認定こども園連合会 会長 山﨑 立哉さん)

 

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