明治期の佐賀の偉人のパネル展や嬉野茶、丸ぼうろのふるまいを楽しむ来場者=有田町のアリタセラ

 幕末明治期に有田焼、嬉野茶、佐賀の菓子を広めた人物を顕彰する「明治佐賀偉人見聞録展」が15日、有田町赤坂のアリタセラ(有田焼卸団地)で始まった。業績をたたえるパネルの展示などに買い物客らが見入っている。11月25日まで。

 有田焼は実業教育の草分けの江越礼太ら、嬉野茶は長崎の茶貿易商の大浦慶、菓子は森永製菓創業者の森永太一郎ら12人を紹介。明治維新150年を記念して同団地協同組合が開き、明治期の華やかな有田焼の復刻版をテーブルコーディネートした展示もある。

 15日のオープニングイベントでは茶農家で副島園の副島仁代表による無農薬の嬉野茶や、大串製菓店(神埼市)の大串久昭店主が実演する焼きたての丸ぼうろで来場者をもてなした。ふるまいは9月17日まで。

 窯元で染付を35年担ったという70代の馬場久枝さん=有田町=は「先人たちのおかげで有田焼が続いていることに感謝したい」と話していた。

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