佐賀県は16日、県庁で勤務中に女性職員のスカート内をスマートフォン(スマホ)で盗撮したとして県迷惑防止条例違反の罪で罰金刑を受けた県建築住宅課の副主査(29)=佐賀市=を懲戒免職に、2011年度から約4年間、公用の固定電話を私用で使っていた県農林水産部の40代の係長級男性職員を戒告処分にした。

 副主査は4月18日、県庁の給湯室で20代女性職員の後ろからスカートの下にスマホを差し入れて撮影したとして今月6日、佐賀区検が略式起訴、佐賀簡裁が罰金30万円の略式命令を出した。即日納付し釈放された。釈放後の県の聞き取りで、女性職員のスカート内を複数回撮影していたほか、県庁内で別の女性2人のスカート内も盗撮していたことが新たに分かった。

 また係長級職員は11年度から14年度まで、勤務中に自宅への連絡や病院の予約、不動産会社に連絡するために庁舎内の電話を私用で使っていた。

 この不祥事に関し市民オンブズマン連絡会議・佐賀が4月、県に職員への損害賠償請求などの措置を求めて監査請求している。県の聞き取りで13、14年度に95回私用で使ったことが判明、県は私用分を4年で2300円程度と試算した。職員は県に返還するという。

 山口祥義知事は「県民に対して誠に申し訳なく深くおわび申し上げます。今後、綱紀粛正と服務規律の徹底を図り、信頼の回復に努めます」とコメントした。

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