生徒が作った地域の魅力を伝える新聞風のパネル。15日に開幕した「富士町古湯映画祭」でお披露目した=佐賀市富士町の富士公民館「フォレスタふじ」

 小中一貫校富士校中学部の生徒たちが、地域の伝統文化や催しを伝える新聞風のパネルを製作した。学校教育に新聞を活用するNIE(ニュースペーパー・イン・エデュケーション=教育に新聞を)を推進している佐賀新聞社の出前授業で学んだ記事の書き方などを生かし、地域の魅力を伝えている。

 生徒たちが案内係などのボランティアを務める古湯映画祭の会場で今年初めて披露した。学年ごとに製作し、1年生は古湯映画祭、2年生は天衝舞浮立、3年生は嘉瀬川ダムをテーマに選んだ。

 嘉瀬川ダムのパネルでは、ダムに沈む前の人々の暮らしぶりや自然を写真やビデオで記録し続けた男性を紹介。記事は「撮影されたビデオには、今も故郷が生きている」と結んでいる。

 生徒たちは7月に佐賀新聞社の出前授業を受講し、取材や紙面レイアウトのこつなどを学んだ。生徒会長の野中絢平さん(15)は「話をしてくれた人の思いが伝えられるようまとめるのに苦労した」と振り返り、「パネルを使って多くの人に富士町のことを知ってもらいたい」と話していた。

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