キャンピングカーでの車中泊禁止 バルーンフェスタ

 佐賀市は、10月31日に開幕する「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」でのキャンピングカーの利用について、車中泊を禁止するなど、専用駐車場の運営方法を見直した。利用者のマナー違反が近年、問題になっていたことに伴う措置という。キャンピングカーの利用者からは「急すぎる」「遠方から来る人はどうすれば」と困惑する声が上がっている。

 市によると、キャンピングカーについてはこれまで会場北側に「オートキャンプ専用駐車場」を設けていた。車中泊に関しては特に規制をしてはいなかったが、仮設トイレの水の大量使用やごみの放置、夜中の騒音など、利用者のマナー違反が相次いでいたという。

 昨年は1区画10メートル四方の駐車スペース56台分を用意した。期間中、ほとんど満車になる人気だったが、1台で複数区画を占領したり、キャンピングカーが通常の駐車場に流れたりするケースも目立っていた。

 今年は駐車場の名称を「キャンピングカー専用駐車場」に改め、1区画を縮小し、約100台分のスペースを整備する。車中泊の禁止を初めて明文化し、利用時間は、競技開始などに合わせた開場時間から午後7時まで(夜間係留実施日は午後9時まで)とし、それ以外は駐車ができなくなる。バーベキューなどの火気の使用も禁止した。

 12日に公式サイトに運営方法の変更が告知されると、市の担当課には1日5~6件の問い合わせがあり、主催者の公式SNSには現在までに20件近くの書き込みがあった。理解を示す意見がある一方で、「出て行った後はどうしたらいいんだ」と戸惑う声もある。

 市の担当者は「一部の心ない人たちによって、運営方法は変更せざる得ない。われわれとしても苦渋の選択」と理解を求めている。来年以降の対応については「今年の状況を見て判断する」と話す。

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