有田焼で作られたデザインマンホールを手にする神埼市下水道課の職員=神埼市役所

 国の名勝「九年庵」や脊振山などが描かれている神埼市のマンホールのふたを有田焼で再現した「有田焼デザインマンホールコレクション」が完成した。手掛けたのは武雄市山内町の宝寿窯(山本文雅社長)。同社はこれまで武雄市など県内外の3市のマンホールを製作しており、これで4作目となる。

 神埼市のマンホールのふたは、市内を流れる城原川や脊振山をバックに、水車群や九年庵で色づく紅葉を描いている。それを直径93ミリの有田焼で忠実に再現した。

 カラー仕上げ(1万2千円)、染付仕上げ(3500円)、鉄釉仕上げ(3千円)の3種類(いずれも税込み)。飾り物やコースターなどとして利用でき、3種類セットは1万8千円(税込み)で販売している。

 マンホールのふたは名所や名産品など地域色豊かなデザインが注目を集めている。国交省や自治体、企業でつくる下水道事業の広報団体が発行する「マンホールカード」はコレクターも多い。神埼市のマンホールカードも昨年4月に発行され、配布初日には行列が出るほどの人気となった。

 このほか、東急ハンズが発売した全国各地のマンホールのふたを紹介する2018年カレンダーに神埼市が県内で唯一採用され、神埼高校女子サッカー部がチームウエアの胸元にマンホールのデザインを採用。今年5月には仁比山郵便局が郵便物に押す風景印に取り入れるなど、ふたのデザインとのコラボは各方面で広がりを見せている。

 市下水道課は「手にして、少しでも下水道に興味や関心を持ってもらえれば」と期待を寄せる。すべて手作りで受注生産となり、納期に1カ月ほど掛かる。問い合わせや注文はダイイチ、電話0952(97)0777。

このエントリーをはてなブックマークに追加