アクティブラーニング授業に使用する「M2B」について説明する九州大基幹教育院の山田政寬准教授=基山町の東明館

 基山町の東明館中・高(慈道裕治校長)は8日、九州大基幹教育院との共同研究事業として、ICTを活用したアクティブラーニング型授業を実施すると発表した。今年5月から高校1、2年生の一部約80人が試験運用に取り組んでおり、来年度からの本格導入を目指す。

 同教育院の山田政寬准教授を教育顧問に迎え、教育院が開発した「M2B(みつば)」システムを導入。生徒は学校が所有する端末や個人のパソコン、タブレットなどを使って、システムにアクセスする。

 M2Bでは出欠管理や小テスト、レポートの受け渡し、日々の学習の進行具合の管理のほか、生徒の学習状況をグラフで可視化し、教諭が授業に反映できるようになる。電子教科書の配信もあり、生徒の利用履歴を分析することで、教諭が生徒の理解度を把握することもできる。

 この日に開いた東明館中・高を志望する小中学生と保護者に向けた説明会では、山田准教授が「ICTを活用したアクティブラーニングの推進」のテーマで講演。同システムのメリットについて「生徒の学習状況を記録することで理解度を把握し、能動的に学ぶ姿勢を引き出すことができる」などと紹介した。

 同校の花上徳明校長代理は「システムのメリットを効果的に活用し、教育成果を上げていきたい」と意欲を見せた。

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