約10年で2倍ほどの罹患者数となっている乳がん。小池健太院長は「生活習慣や禁煙を意識して」と呼び掛けた=佐賀市のアバンセ

 女性の健康をサポートしようと、「女性の健康力を考えるセミナー」(ミズ・大塚製薬共催)が8日、佐賀市のアバンセで開かれた。こいけクリニック(佐賀市)の小池健太院長らが講演し、11人に1人が発症している乳がんの検査受診とセルフチェックの重要性を呼び掛けていた。

 小池院長は「乳がんから自分自身を守るために」と題して講演した。「乳がんは初期段階なら治療しやすいがん」と話し、死亡率が増えている理由として検査受診率の低さを挙げた。受診率が米国や英国では約7~8割であるのと比べ、日本は約3割ほどという。小池院長は「受診率が50パーセント以上にならないと死亡率は減らない。まだまだ十分でない」と指摘した。

 また乳がんは発症原因の90パーセントが生活環境によるもので、「禁煙や週3日の運動を意識して」と呼び掛けた。腕を上げてしこりや乳首のくぼみを確認する自己診断も紹介していた。

 セミナーは薬剤師や医師も講演し、82人が参加した。佐賀市から来た稲田英美さん(48)は「乳がんはテレビでも多いと聞いて気になっていた。自分でできることは気に掛けてやっていきたい」と話していた。

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