観賞用のメダカ約300匹が姿を消した水槽=三養基郡みやき町の「コロニーみやき」

 佐賀県三養基郡みやき町の障害者自立支援施設「コロニーみやき」で、販売目的で飼育していた観賞用メダカ約300匹が17日夕から18日朝にかけて姿を消した。水槽の中や周辺に死骸はなく、施設側は盗まれた可能性が高いとみている。売り上げを利用者の工賃アップにつなげる計画だった関係者は落胆している。

 姿を消したのは屋外で飼育していた生後約2年の親メダカで、体長3~4センチ。品種改良で色や模様があり、尾びれが長いものもいた。1匹2千~1万円前後で取引され、繁殖用にえりすぐり、日よけや囲いをした水槽で育てていた。

 2014年から飼い始め、数が一時的に減ることはあったが問題視してこなかった。今回は数が多く、値が張るものばかりで、施設職員で飼育を担当している土屋俊一さん(45)は「転売か飼育目的の人が持ち去ったのかも」と指摘する。「本格的な販売事業に向けて、これから飛躍的に数を増やすつもりだった。メダカが好きな人に悪い人はいないと思っていたのに…」と肩を落としていた。

 施設は鳥栖署に相談してパトロール強化を求める一方、鉄柵を設け、防犯カメラも設置する。

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