霊仙寺跡で栄西茶などについて学んだ東脊振小の児童たち=吉野ヶ里町

 吉野ヶ里町の東脊振小(實松清之校長)の3年生60人が4日、お茶の発祥地とされている霊仙寺(りょうせんじ)跡などを訪れた。児童たちは自分たちが住む町でお茶が発祥したことなどを真剣に学んだ。

 霊仙寺跡一帯は脊振山の中腹に位置し、1191年に栄西禅師が茶の種をまいて栽培を始めた場所とされる。日本茶アドバイザーの資格を持つ多良正裕さん(68)のガイドを受けて、児童たちは「日本最初之茶樹栽培地」と刻まれた石碑を見るなど学習した。

 山本莉聖君は「こんな山の中にお茶が植えられたということを初めて知った」と話し、江崎虎太郎君は「栄西さんが通ったとされている道を『ここを通ったんだな』と思いながら歩いた」と感慨深げだった。

 霊仙寺跡のほか、今年3月に同町と福岡県那珂川町の県境に完成した五ケ山ダムをバスの中から眺め、ダム建設に伴って移植された「小川内の杉」(県指定天然記念物)の前ではその経緯などの説明を受けた。

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