自衛隊オスプレイの佐賀空港配備計画受け入れの撤回を佐賀県に要望した佐賀大学退職教員・現職教員有志の豊島耕一名誉教授(左)=佐賀市の県庁

 自衛隊輸送機オスプレイの佐賀空港配備計画で、佐賀大学を退職した教員と現職教員の有志が5日、計画の受け入れ撤回を求める要望書を山口祥義知事宛てに提出した。「丁寧な合意形成に立ち返るべき」として、知事と県民の意見交換の場を設けることも求めた。

 要望書は16人の連名で、知事の受諾表明を「(県民の意見を聞く)プロセスも踏まないあまりに性急な行為」と批判した。島しょ防衛を想定した配備計画そのものが「戦争の危険を招く」と指摘し、憲法に反すると断じた。

 世話人で佐賀大名誉教授の豊島耕一氏(70)と半田駿氏(72)が県庁で担当職員に要望書を手渡した。半田氏は「公害防止協定を見直すために県は漁協を説得するというが、無理やり折れさせるということ。(諫早湾干拓を巡る訴訟での)国と同じことを県がするのか」と憤った。

 県側は「責任を持って要望の趣旨を知事に伝えたい」と応じた。

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