寄港した掃海艇「うくしま」。全長54㍍、船体は木造だ=唐津港東港

 港湾や航路で機雷の除去活動を行う海上自衛隊下関基地隊所属の掃海艇「うくしま」が佐賀県唐津市の唐津港東港に寄港した。29日午後4時まで艇内を一般公開している。

 「うくしま」は全長54メートル、幅9・4メートル、510トンで乗員37人。機雷は船舶の磁気に反応して爆発するため船体が木造で、爆破用の20ミリ機関砲を備えている。2年前には山口県小野田市沖で見つかった旧米軍の機雷の爆破作業に当たった。

 今回は岸壁が整備、延伸された東港の港湾調査を兼ねて入港。熊本地震では救援物資の輸送のため自衛艦を派遣しており、担当者は「万一の災害の際、どれぐらいの艦船が入れるか、水深などを調べた」という。

 28日は市民らが見学に訪れ、「自衛隊マニア」という市内の会社員男性(65)は「艦橋(指揮所)まで木造とは知らなかった。よくもこんな大きな木造船を造れるものだ」と感嘆しながら「実際に見て、初めて知ることも多かった」と話していた。

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