佐賀市中心部に進出したIT企業「マリエッタ」の九州営業所=佐賀市呉服元町

 住宅図面作成のソフトウェアなどを手がけるIT企業「マリエッタ」(東京都台東区、神谷信吾社長)が今月、佐賀市に九州営業所を開設した。インターネット上で住宅の間取りプランを簡単に作成できるソフト「webCAD」が大手住宅メーカー各社に採用されるなど業績を伸ばしており、開発拠点の拡充を目指して、20日に佐賀市と進出協定を結んだ。佐賀市へのIT企業の進出は、ここ5年で11社目となる。

 同社は2004年6月に設立。主力商品の「webCAD」は、簡単な操作で住宅の平面図を作成できる上、3Dの立体画像に瞬時に変換できる。大手住宅メーカー各社が、顧客向けのデモンストレーション用として相次いで採用した。このほか、子供向け学習教材の開発や、アプリ「キャラ弁まとめ」などを提供している。従業員数は28人。売上高は1億6千万円(17年12月期)。

 九州事業所は16年に開設した三養基郡上峰町からの移転で、企業から受託したソフトの開発などを担う。新たな事業所は佐賀市呉服元町の「ON THE ROOF」4階に設けた。当初は3人体制でスタートし、9月に2人増員、5年後に15人体制へ拡充させる。

 九州営業所のスタッフはすべて女性で、統括する藤戸布優子プロジェクトマネージャーは「教材ソフトの開発などに女性の視点が生かせる。働くママが活躍する事業所にしたい」と話している。

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