県内の事業者などが商標の仕組みについて学んだ=佐賀市のグランデはがくれ

 商標について学ぶセミナーが22日、佐賀市であった。九州経済産業局知的財産室の神前博斗商標審査官が講師を務め、「審査官はココを見る!」と題して商標の仕組みや注意するポイントを事例を交えながら示した。

 神前氏は商標権の定義について、マークと商品・サービスを組み合わせた権利であるとして「同じ商標でも異なる分野でそれぞれ使われている例がある」と解説。商標登録の注意点について、「パソコン」などの商品の普通名称や、慣用されている言葉、ありふれた名称などは「自己と他人の商品を区別できないので登録できない可能性が高い」とし、事例として「Colorful」と商標を登録しようとする際に、先行商標として「カラフル」があった場合は「読み方が同じなので類似として認められないかもしれない」と指摘した。

 セミナーは中小企業の知的財産保護を後押しする「巡回特許庁」のオープニングイベントの一部として開催。弁理士によるセミナーや基調講演などもあり、約140人が参加した。

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