陶楽が発売した有田焼のチェス駒と名尾手すき和紙や県産間伐材を使った盤や収納ケース

 陶磁器製造販売の陶楽(西松浦郡有田町、原口隆社長)は、有田焼のチェス駒を発売した。盤面や収納ケースには名尾和紙や県産間伐材を使い、佐賀の産物を生かして製品化。2020年東京五輪・パラリンピックなどの訪日観光客らに売り込みを図る。

 昨秋、同社を含むグループで強度の高いチェス駒を開発しており、今回は訪日観光客の土産やインテリアの需要を狙い、価格を抑えた。朱や黒などの色釉、たこ唐草や市松模様といった伝統の文様、辰砂など12種類をそろえた。伝統工芸士による手描きもある。

 チェス盤や収納ケースは名尾手すき和紙(佐賀市)の協力で製作。折りたたみ式のチェス盤は盤面に和紙を使用。盤の外表面と収納ケースは、県産間伐材のチップを混ぜた和紙を張った。

 1セット7万~25万円(税抜き)で、駒1組のみ(収納ケース付き)は3万~15万円(同)で販売。イニシャル入りも注文可。ネット販売も間もなく始め、神奈川県の箱根に近く開店するホテルでも取り扱う予定という。原口社長は「有田焼や日本の心でもある紙の良さを海外にPRできれば」と話す。問い合わせは陶楽、電話0955(42)4956。

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