25日に佐賀市内で開かれる小泉純一郎元首相の講演会に聴講希望が相次いでいる。別会場での中継などで受け入れ枠を拡大したものの、それでもさばききれず、断わった参加希望者に、講演を録画したDVDを後日配布するなど、異例の対応に追われている。

 講演会は、佐賀県保険医協会(藤戸好典会長)が主催。「日本の歩むべき道」との演題で、非原発、自然エネルギー推進について1時間半語る。

 5月に発行した協会会報に講演の告知記事を掲載したところ問い合わせは数件程度だったが、7月末に新聞広告を掲載してから参加希望が爆発的に増えた。急きょ、会場の座席数を増やし定員を780人にしたが、それでも追いつかないため別会場にパブリックビューイングを設け、130人分増員したが、すぐに埋まった。今まで約200人ほど入場を断っている。

 協会関係者は「東日本大震災で、小泉元首相が原発ゼロを訴えて以降、原発立地県である佐賀での初めての講演でもあり、多くの関心を呼んだのでは」と応募殺到の理由を述べる一方、「いまだに小泉氏への根強い支持があるもの確か」と話した。

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