緑に囲まれた一角に、切り立った黄色い岩肌が栄える泉山磁石場=西松浦郡有田町(ドローンから空撮)

 木々が生い茂った一角に、ごつごつとした岩場が広がっている。切り立った岩肌は夏の太陽を浴びて独特の黄色に浮かび上がる。

 西松浦郡有田町にある泉山磁石場。江戸時代初期に朝鮮人陶工李参平がこの地で陶磁器の原料となる陶石を発見し、有田焼が誕生したといわれている。明治ごろまで採掘が盛んに行われ、人の手によって掘られた穴も見える。岩に含まれている鉄分がさびて、岩肌が黄色く見えるのだそうだ。

 現在、有田焼の多くは熊本県天草市で採掘される陶石が使われており、泉山磁石場の陶石は作家など一部の人が使っているという。

 
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