iPS細胞から作った血小板を「再生不良性貧血」の患者に輸血する臨床研究について、記者会見する京都大の江藤浩之教授=20日午後、京都市の京大病院

 血液成分の一つで止血作用のある血小板を人工多能性幹細胞(iPS細胞)から作り、血小板などが減る難病「再生不良性貧血」の患者に輸血する臨床研究の実施を厚生労働省に申請したと、京都大の江藤浩之教授らのチームが20日、京大病院で記者会見し発表した。29日に同省の専門部会で初審議される予定で、今後承認されれば開始する計画。「1年以内に輸血したい」とした。

 iPS細胞を使う再生医療は世界初の臨床研究が網膜で行われ、心臓病や、脳の神経細胞が減るパーキンソン病など患部ごとの研究が進むが、今回は全身に行き渡る血液成分への応用で、一層慎重な実施が求められる。

>> もっとくわしく読む
このエントリーをはてなブックマークに追加