相続の在り方、贈与の仕方を助言した野口雅幸氏=佐賀市の三井住友信託銀行佐賀支店

 相続対策セミナー(三井住友信託銀行佐賀支店主催)がこのほど、佐賀市の同店で開かれた。主任財務コンサルタントの野口雅幸氏が、争いを招かずに財産を多く残す方法についてアドバイスした。

 野口氏は、2015年1月の法改正で、相続税課税対象者が拡大したことを紹介。相続税対策の一つとして早い段階での生前贈与を提案した。年110万円までの贈与は非課税となるほか、贈与額次第では相続税より税負担額が低くなる点を強調した。

 来年3月までの「教育資金贈与」は、孫の学費や学習塾代などにかかる費用の贈与1500万円までが非課税となることも説明した。

 親族間のトラブルを防ぐため、不動産などの財産を正確に把握し遺言書を残すよう助言した。桜井寛支店長は「“争続”は億万長者だけでなく身近に起きる問題。財産管理を強みとする佐賀県唯一の信託銀行として悩みに応えていければ」とあいさつした。

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