佐賀空港を出発するタイガーエア台湾の航空機=2月28日、佐賀市川副町(佐賀県提供)

 台湾の格安航空会社(LCC)タイガーエア台湾が、定期的なチャーター便で運航している佐賀-台北線について、今年秋の定期便化を目指して国への申請準備を進めている。10月28日から来年3月30日までの冬ダイヤでの実現を視野に入れ、この期間の一般向け航空券の販売を始めた。

 佐賀―台北線は昨年6月、台湾からの観光客向けに就航した。台湾の旅行会社がチャーターし、佐賀空港(佐賀市川副町)と台北の桃園国際空港を木曜と日曜に週2往復してきた。

 定期便化に向けては、佐賀側からの搭乗が可能になった7月29日の記念式典でタイガーエア台湾の張鴻鐘・董事長が「手続きは最終段階にあり、10月にも実現できれば」と話していた。同社によると、国への申請が9月中旬から始まり、10月末に結果が公表される。認可されれば、冬ダイヤ期間中に定期便となる。

 冬ダイヤの航空券は片道7600円からで、タイガーエア台湾のウェブサイトで購入できる。

 県は7月28日に開港20周年を迎えた佐賀空港について、2024年度までに計5路線での国際線定期便就航を目指している。台北線が定期便になれば、上海やソウルに続いて3路線目になる。県空港課は「観光サイドとも連携し、インバウンド(訪日外国人客)だけでなく、佐賀から台湾へのアウトバウンド増加に向けた取り組みも促進したい」と話す。

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