行方不明者を発見して伊万里署から感謝状が贈られた永島重男さん=同署

■〝捜索ボランティア〟佐賀にも

 伊万里署(原田崇署長)は10日、行方不明になった高齢者を捜し出した伊万里市山代町峰の永島重男さん(78)に感謝状を贈った。普段から地域の見守り活動をしている永島さんの経験が捜索に生かされ、無事保護につながった。

 永島さんは7月27日午後4時ごろ、町内の80代男性が自宅を出て行方不明になっていると近所の人から聞き、捜索に加わった。ほかの人が道路沿いを中心に捜す中、永島さんは空き家の敷地を一軒一軒回った。すると、空き家と空き家の間の溝に男性が挟まるようにして倒れていたという。

 当日は夕方でも気温は30度を優に超えていて、男性の体調が心配されていた。同署は「溝も藪やぶに覆われていて、永島さんがいなかったらすぐに捜し出すのは難しかった」と感謝する。

 永島さんは13年間、朝夕に自宅近くの踏切のそばに立ち、登下校の子どもを見守る活動を続けている。高齢者の姿を見ることも多く、今回は「あの人なら空き家の方にいるのではないか」と勘が働いたという。永島さんは「(男性が)無事でよかったし、いくつになっても賞状をもらうのはうれしい」と笑みを浮かべた。

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