介護技術コンテストの九州大会に挑む神埼清明高のメンバー=神埼市の同校

 6月にあった県高校生介護技術コンテストで最優秀賞に輝いた神埼清明高生活福祉系列3年生3人が、初めて出場する九州大会に向けて練習を重ねている。大会に挑むのは、角綾子さん(17)=吉野ヶ里町、江頭奈生さん(17)=みやき町、宮田あいみさん(17)=佐賀市。8月末の九州大会に向け、3人は短時間で「最高の介護」を目指して練習に励んでいる。

 課題はケアハウスに入居する80歳女性の介護。女性は脳卒中の影響で右上下肢に軽度のまひが残り、血管性認知症も患っているという設定。食事を終えた女性を居室に移動させ、ベッドで休養させるまでの流れを競う。競技時間は7分。介助中のコミュニケーションや安全への配慮、独自の工夫などが評価ポイントで、アピールや質疑応答も採点の対象となる。

 角さんと江頭さんの2人が県大会で頂点に立ち、九州大会からは宮田さんがメンバーに加わる。宮田さんは介護の組み立てやせりふなどをまとめる役割を担い「いろんな場面で2人をサポートしていきたい」と意気込む。

 介護福祉士の資格を取るため、3人を含む同系列の生徒たちは、それぞれの施設で介護実習に臨んでいる。3人は実習を終えて学校へ戻り、どんな声掛けをするかなど意見を出し合って決め、課題の反復練習に打ち込む。「支えてくれた人、福祉のみんなや後輩も応援してくれる。九州でいい結果を残せるように」と気合を入れている。

 九州大会の上位3チームが全国切符を手にする。大会に向けて宮田さんは「利用者役をしていて気付いたことは2人に伝えたい」と意欲。角さんは「全力を出す」、江頭さんは「自分たちらしい介護をする」と力を込める。

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